10月22日 市内小学校で環境教室を行ないました

こちらはサイエンスプロジェクト団体の企画ではなく、メンバーTX816によるイベントです。

市の環境企画課の依頼で市北部の小学校4年生対象の環境教室でした。タイトルは「

富士山と私たちのふるさと」

自分たちのふるさとについて知ろう、考えようという内容です。

富士山の頂上はどんな形かな

写真は最初の課題「富士山の頂上はどんな形か」

富士山周辺東西南北からの写真を見たり、自分たちの経験を出し合って頂上がどんな形か考え、発泡スチロールの容器をカットして立体模型にします。

「情報を頭の中で組み立ててみる」は最近注目される「プログラミング的思考」の一部です。

話題はその後、富士山西部の遺跡の分布から、古くから人が生活していた理由を考えます。答えは水。一方、朝霧高原は水がなく長い間ほとんど人は住んでいませんでした。今のように酪農地帯になったのは戦後のこと。満州から引き上げてきた人達が苦労して開墾したものです。

水のある所ではわさびやニジマスの栽培養殖、乏しい所では酪農が発展しました。

その後、地図上で水力発電所を探したり(驚くことに市内に32か所の発電所がある)、バイオマス発電所を紹介したりの2時間でした。

終了後、環境企画課の職員から「相変わらず盛り盛りの内容でしたね~」と。私の話は情報量が多く、聴く方は理解が大変みたいです。4年生のみなさん、100分の長丁場にノリノリでよく付き合ってくれました。